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2009年11月 8日 (日)

日本語教師

随分とご無沙汰してしまいました。ここのところ、明日からの南ア出張に向けた準備とか、諸々の会議出席とか、仕事が結構忙しく、しかも、あまりブログを積極的に更新するような気分にもならず、ついつい後回しになってしまいました。

10月31日‐11月2日に、先般のエジプト出張時の代休を利用して、ほんの束の間の息抜きとして、親しい友人のいるロンドンまで行き、久々の酒を飲みながらの語らいは本当に楽しかったのですが、あまりにも行き慣れている場所のせいか、旅行に行って来たという感じではなく、「ちょっとそこまで行ってくるわ」的なもので、ブログに掲載するほどの目新しいものではありませんでした。

まあ、強いて言うならば、早くも2010年のロンドン五輪に向けて、会場予定地であるストラットフォード地区のスタジアムの建設が着々と進んでおり、自分が英国に住んでいた昨年までとは打って変わっていたのは印象的でした。

それと、実は、職場内では、昼休みを使いつつ、有志の人間(主に外務省出身者)が持ち廻りで現地職員(フランス人、英国人など)に定期的に日本語を教えるという活動があり、この10月から私もジョインすることになりました。

外国人相手に日本語を教えたことなどなく、職場の方からやってほしいと依頼を受けたものの、ものすごく不安でした。しかし、日本国内において、大学でのアシスタントや学習塾での講師経験があるので、人にものを教えること自体は結構好きなので、人手不足もあったので、引き受けました。しかも、テキストに沿ってやれば良いので、自分で独自に何かアイデアを出すわけでもないので、何とかなるかなあと漫然と思いました。

先日、自身にとって初のクラスでしたが、幸いにも、上級クラスの担当に廻り、ある程度日本語を伸ばしてきているフランス人相手で、しかも、その人は普段からよく接することが多い人なので、マンツーマンながらも気楽に教えることができました。

ちなみに、うちの職場の現地職員は、パリにある職場ながらも、国際機関OECD相手という特殊性もあり、原則、英仏両語とも喋れるバイリンガルが雇われているため、英語で日本語を教えるということになります。仏語で教えられればどんなに格好いいだろうなと思いますが、まだまだそんな仏語のレベルではないので、英語でご勘弁ということで(笑)。

今回は、日英両語における形容詞の使い方の違いというテーマでしたが、簡単な例文を日英両文で書き示しつつ、文章構造を詳細かつ丁寧に説明することを心がけました。生徒となっている現地職員も、私の拙い英語の説明でも、必死に聞いてくれており、その姿を見ると、こちらもうれしくなり、自信が湧いてきました。

最後に、先方から、"Thank you so much. You are a good teacher. I appreciate your sense and ability."とお褒めの言葉を頂き、とりあえずは嬉しいと思いつつも、自分の説明で分かってくれてよかったと安堵に気持ちの方が強く現れました。まあ、このようなお褒めの言葉を受けても、調子に乗り過ぎることなく、謙虚に受け止めて、どんなレベルでも、どんな生徒でも、太刀打ちできるようにしていきたいです。さらに、このような日英両語で現地職員とコミュニケーションが深められれば、これこそ、自身にとっての今後の大きな財産になると信じています。

明日から、国際会議出席のため南ア出張ですが、それが終われば、ボージョレー解禁、ワイン展示市(Salon des Vins)、イルミネーション点灯などなど、いよいよ面白いことが目白押しなので、追ってブログでそれらをお伝えできればと思います。

2009年10月25日 (日)

旬のグルメ

東京は秋が深まってきているとは思いますが、パリもすっかり冷え込んできておりまして、日によってはコートが必要なぐらいの気候になってきました。フランスで秋の味覚と言えば、何と言っても、ジビエ(gibier)とシーフードの盛り合わせ(fruits de mers)です。

まず、ジビエは、鳩、鴨、鹿、兎、猪など、狩猟によって食材として捕獲された野生の鳥獣のことを指しますが、フランスでは、秋になると、これらの肉の料理が持て囃されます。日本でも、鹿や猪に関しては、一部の地域で、鍋物や刺身にして食べることもありますが、フランスと比べると、あまり全国的に普及しているとは言えません。

Meat_2

で、先週、職場の方と、バスティーユ近くの"Paul Bert"というビストロに行ってきまして、写真にあるとおり、鹿肉のソテーを食べましたが、これが美味。赤ワインのソースにセロリのピューレという組み合わせでしたが、そのソースに程良くりんごの甘みが効いていたため、鹿肉の臭みもなくとても柔らかかったです。また、ビーフシチューほどのしつこさもなく、腹にもちょうど良い感じでした。もちろん、赤ワイン(ボルドー)にもぴったりでした。

一方、シーフードの盛り合わせですが、写真のとおり、これは生ガキを中心として、貝類、海老、蟹などが氷の張られた大皿に豪快に盛られるものです。これは、日本でも刺身を食べるので、日本人にはわりと親しみやすい食べ物だと思います。

実は、去年の赴任以降、季節外れの春・夏でも食べるぐらいに、私はこれが好物になっているのです。モンパルナスにある"Le Bar a Huitre"(チェーン店)に行きまして、いつものように、大皿の盛り合わせを食しましたが、大振りの牡蠣やムール貝が特に美味しく、辛口の白ワイン(ブルゴーニュ・シャブリ)がどんどん進み、至福のほろ酔い状態になりました(笑)。

Fruit_de_mers

以上、代表的な旬のグルメを2つ紹介させて頂きましたが、実際に自分の行った店の詳細を以下に示します。パリに来たら、一緒に試しましょう!

(ジビエ)

Bistro Paul Bert

18 rue Paul Bert 75011

TEL:01 43 72 24 01

定休日:日曜、月曜

(シーフード)

Le Bar a Huitres

112 bd, du Montparnasse

TEL:01 43 20 71 01

定休日:なし

2009年10月20日 (火)

少年時代に逆戻り(?)

前々週末に、憧れのエジプト・カイロに行って来たのですが、公務出張だったので、ピラミッドもスフィンクスも見る余裕もなく、ずっと国際会議やらレセプションやらで拘束されてしまい、あっという間に3泊4日が過ぎてしまいました。。。このブログでエジプトの素晴らしさをお伝えしたかったのですが、パリからそう遠くはない(飛行機で4時間)ので、またプライベートの機会で行ければと思います。

ここ最近は、夏のバカンス時の暇モードとは打って変わって、仕事が忙しく、平日は帰るのも遅く、歳のせいか、結構疲れます。しかも、来月中旬にまた出張に行かされることに決まり、会議自体はアフリカ開発のことなので、むしろ興味をそそりますが、行く先が世界で最も治安の悪い南アフリカ・ヨハネスブルクということもあり、なかなか気が乗りません。。。まあ、仕事なので、こんなことを愚痴ってもしょうがないのですが。

ただ、こんな残念な報告の中にも、ちょっとだけ明るい話もあります。それは車です。車を購入して以降、活動範囲がぐっと広がり、週末に郊外まで買い物に行ったりドライブをしたりしています。最初は、パリの荒っぽい交通事情に悩みましたが、今ではすっかり慣れてしまい、割と自由自在に運転できています。

東京に住んでいる頃は全然車とは無縁の生活でしたが、実は、私の幼少のころは、結構「車オタク」であり、おもちゃの車でよく遊んでいたり、親に連れられて、よく「東京モーターショー」にも行っており、車が大好きでした。その後、小学校の頃からしばらくその興味が薄れたのですが、パリに住んで車に乗って以降は、何だか少年時代に戻ったような楽しさを覚えており、ここのところ、ただ愛車をドライブするだけではなく、雑誌やネットで車関連の情報を見たり、シャンゼリゼにあるルノーやベンツのショールームに行ったりしています。

今回は、つまらない自分事ばかりを述べましたが、今度こそ、面白い情報をまた皆さんにご提供できればと思っております。

2009年10月 4日 (日)

雑言津々浦々

ここのところ、これと言って特筆すべきネタが思い当たらないので、今回は、日本と関わりのある世界の2つの興味深そうなニュースについて、思ったことや考えたことを書きます。

1.2016年五輪

 リオデジャネイロに決定しましたねえ。一日本人として、東京でぜひ開催してほしいと思ってはおりましたが、本音として、かねてより、ロンドンの次はリオになるのではないかなあと予測していました。ご存じのとおり、南米では一度も五輪が開催されていないし、東京だと同じアジアの北京(2008年)で、マドリードだと同じ欧州のロンドン(2012年)で開催されたばかりだ、ということもあり、ローテーションのバランスの点から考えても、今回の結果は致し方がないと思います。シカゴは考えられなくもなかったのですが、北米では何度もこれまで五輪が開催されており、ちょっと飽きられるかなあと感じていました。

 これで、ブラジルは五輪に向けた投資需要がますます増え、一層の成長が予測されます。私は、現在、仕事上で、ブラジル、インド、南アフリカ等の新興国の動向について、パリに駐在している政府代表団との対話を通じて、いろいろ情報収集しておりますが、最近のブラジルは本当に元気で活気があるなあと感じております。金融危機の影響も軽微なものに留まっており、相変わらずプラス成長を維持しています。しかも、あと20年ぐらいでGDP規模で先進国の仲間入りを果たすと言われるぐらいに、中国やインドに負けず劣らず、今や、新興国の一角として、世界経済の成長を支えています。

 実のところ、ブラジルは距離的には確かに我が国から遠いのですが、他方で、心情的にはすごく近いと感じております。100年以上も前に、日本人移民を受け入れて以降、ブラジルには日系人コミュニティがどんどん広がり、高度成長期においては、基幹企業であった鉄鋼業や造船業にとっては、海外進出といえば、アジアではなくブラジルというぐらいでした。

最近に至っては、ブラジル人が日本に出稼ぎに来ていることも多く、静岡県浜松市や群馬県伊勢崎市なんかは、ブラジル人街を形成するほどです。アジアは距離的にも心情的にも近くて然るべき。しかし、こんな遠い国でこれだけ身近に感じるのはブラジルぐらいではないでしょうか。

 とにかく、この五輪に伴い、ブラジルが経済成長や雇用創出を達成するのは当然として、それに加えて、社会も安定し、質・量とも大国になることを期待したいところです。また、日本にとっても、いわゆる「五輪特需」が起こり、少しでも経済にプラスの波及効果が訪れればなあとも思っています。

2.ユニクロのパリ進出

 ご存知かもしれませんが、10月1日、ついにユニクロがパリにオープンしました。しかも、観光地としてもお馴染みのオペラ座や有名デパートのギャラリー・ラファイエットの目の前という、とてもとても賑やかな場所に設置されました。オープン初日は、入るだけでも800人が行列を作るほどの盛況ぶりだったようです。私もユニクロに昨日足を運んだのですが、土曜日ということもあってか、やはり大行列ができており、結局中に入れませんでした。残念ですが、ちょっと落ち着いてから行ってみようと思います。

 少なくともショーウインドウから見る限り、値段はユーロ建てであるものの、日本円相当で考えれば、概ね日本と同じくらいでした。むしろ、日本よりも激安なのもあったぐらいで、例えば、ジーンズがたったの9.90ユーロ(約1300円)なのは、物価の高いパリでは驚きでした。

 このような大手の日本ブランドが海外へどんどん発信される時代ですが、このユニクロの盛況ぶりを見ると、とにかく、フランス人、なかんずくパリっ子の日本文化に対する強い関心がひしひしと伝わってきます。最近、日本料理店もますます増えているし、マンガも当たり前のように売られているし、しかも、インターネットが普及しているので、私のように、パリに駐在している人間にとっては、日本とほぼ変わらない生活が実現できるようになっています。

 考えてみたら、日本でも、若い女性どもが、ルイ・ヴィトン、カルティエ、ディオール等々のブランドに憧れたり、11月になると、ボージョレー・ヌーボーの解禁であれだけ大盛り上がりしたりと、フランス文化への関心は昔から強いんですよね。このような強い文化交流を見ると、あらゆる二国間関係の中でも例を見ないぐらい、日仏関係はかなり密接と断言できるでしょう。少なくとも、以前住んでいた英国との関係に比べれば、雲泥の差です。(偏見かもしれませんが、英国人はフランス人に比べると、あまり日本文化に関心がないように感じます。)

 とりあえず今回はここまで。堅くてつまらない話でごめんなさい。明日からずっと委員会のオンパレードで、それが終わったら、来週末はエジプト・カイロ出張です。体力を温存しなくては。。。おやすみなさい。。。

2009年9月24日 (木)

ミュンヘンへ

日本の皆さん、シルバーウィークは如何お過ごしでしたか。こちらも、22日までは連休でしたので、19-21日の3日間は、職場の方々と一緒にドイツ・ミュンヘンに遊びに行ってきました。(ちなみに、その前の17-18日は、公務でオランダ・ハーグに出張しておりました。パリへ戻って、すぐその次の日の朝にミュンヘンに向かいました。)

ミュンヘンは初めての訪問でしたが、今回は「オクトーバーフェスト」という1年に1回の最大のビール祭りが開かれていたので、それを愉しんでくるとともに、ドイツ旅行の定番で、日本でもお馴染みのロマンチック街道最終地点のノイシュバンシュタイン城(ミュンヘンより南へ車で1時間半ほど)も見てきました。

「オクトーバーフェスト」では、その盛況ぶりとドイツ人のビール好きに圧巻されました。普段は何もない公園なのに、たった2週間超の期間限定の祭りなので、ここぞとばかり、いろんなブランドのビール会社が営むビヤホール、ジェットコースターや観覧車などが犇めく遊園地、ソーセージやお菓子が楽しめる出店などなど、飽きさせることのないアトラクションでいっぱいでした。

ビヤホールでは、なんと1リットルのジョッキでビールが出てきました。そのサイズにびっくりしつつも、冷えてて味わい深いので、結構飲めました。それでも、3杯目が限度でした。他方で、ドイツ人たちは、いくら飲んでも平気な様子で、それどころか、みんなで肩を組んで歌って踊って、この上ない喜びを感じていました。さらに、私の職場の同僚はベロベロに酔ってしまいましたが、ドイツ人は、ビールを浴びるほど飲んだ後でも、余裕でジェットコースターやフリーフォールを愉しむという有様でした。いくら身体のつくりが我々日本人と違っていたとしても、「ドイツ人恐るべし。」という感じです。

ノイシュバンシュタイン城もとても印象的でした。城の内部は意外と質素であったものの、長閑な片田舎の町の山間に佇むお城の姿を見ると、「日本ではなかなか見られない光景だなあ。」と思い、ただただ感動に浸っているのみでした。また、山の上のお城まで馬車で移動できたのもうれしかったです。

ちなみに、今回は、職場の方の車に乗せてもらっての移動でしたが、パリ~ミュンヘンはおおよそ900kmあり、東京~福岡ぐらいの距離で、片道8時間ほどかかりましたので、楽しさとともに、疲れも結構残りました。それでも、ドイツ国内の高速道路(アウトバーン)は時速無制限の場合がほとんどで、振り返ると、maxで時速180kmでビュンビュン飛ばしており、それはもう爽快でした!(余談ですが、日本は、民主党政権になって、これから高速道路無料化を進めるという議論が活発化すると思いますが、同じく先進国のドイツのアウトバーンは当初からずっと無料だったのです。)

ということで、9月下旬はいろいろと忙しいのですが、良い束の間の一時を過ごせました。また来年の「オクトーバーフェスト」にもぜひ行きたいものです。最後に、例の通り、写真をどうぞ。

左上から、「オクトーバーフェスト」入口、ビヤホール、ビールと焼きソーセージ、ノイシュバンシュタイン城の馬車、「オクトーバーフェスト」の遊園地、ミュンヘン名物の茹でた白ソーセージ、ノイシュバンシュタイン城、同城からの風景。

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2009年9月13日 (日)

楽しみ倍増

超暇な夏のバカンスが終わり、この間一時帰国からパリに戻ったのですが、その反動か、最近はだんだん身辺が騒がしくなってきました。先週末は、友人2人が遊びに、すぐその後、日本の大学院時代にお世話になった教授がOECD職員との意見交換のため、それぞれパリに訪れており、都合6日間、私はずっとそのお相手をしており、公私とも結構忙しかったのです。つい数年前までは、これくらい何てことないものでしたが、今は、歳のせいか、身体にこたえます(泣)。それでも、元来から、来客へのアテンドやホスピタリティは嫌いではないので、来客はとても嬉しかったです。

今週末は久々に静かな週末を迎えていますが、それもつかの間、来週はオランダ・ハーグ出張やドイツ・ミュンヘン旅行が入っている上に、その後も、会合が続くので、うかうかしていられません

ところで、先月中旬に車(中古車)を購入しました。ものは下記写真のとおりで、2000年モデルのプジョーです。実は、この車は、職場関係者の間で、代々引き継がれているもので、私で4代目です。今回も、先輩職員の離任に伴い、いわゆる「帰国売り」として、販売されたものです。

しかも、これが破格の2000ユーロ(約26万円)。いくら9年経っているとはいえ、こんなに安いと逆に不安かもしれません。しかし、多少の傷があるものの(売り手が自賠責保険で修理済み)、性能そのものは全然問題ないですし、得体の知れないディーラーではなく、信頼できる職場関係者からの提供で、さらに外交官は免税で車を購入できる特権があるので、活動範囲を広げる意味でも、これは買うっきゃないと思いました。

自賠責保険も、幸い、これまで無事故・無違反だったので、保険料がかなり割引になりました。しかも、固定資産税は免税ですし、日本のように、面倒な車検制度もないので、パリにいるうちに保有すれば、大きなメリットがあるのです。

というわけで、これから来るお客に安心して乗ってもらえるように、週末を中心に、適当にパリおよびその周辺をドライブしつつ、運転に慣れておこうと思います。フランスは、日本と異なり、運転マナーがかなり悪く、周りの人たちからも、時折、車をぶつけられた等の報告を聞いており、不安に感じる材料もあります。しかし、早速、昨日、ショッピングもかねて、パリ市内のよく行くエリアを3時間ぐらい走りましたが、無事にスムーズに走り終えることができました。周囲のマナーが悪くても、自身がちゃんとしていれば大丈夫だなあと思えました。また、9年経っているとは思えないぐらいの性能で、全然トラブルもありませんでした。しかも、時間が経つにつれて、「やっぱり運転は楽しいなあ。もっと郊外に出向いて、いろんな場所を散策したい。」と改めて実感しました。

皆様、パリにお越しの際は、この愛車でいろんな地方へお連れしますので、乞うご期待です!

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2009年9月 1日 (火)

パリ在住1周年

本当にご無沙汰しております。前回のブログでは、ドイツ旅行の報告をしましたが、その後、8月前半は普通に出勤し仕事しており、同後半は、故あって、2週間ほど日本に一時帰国していました。しばらく放っておいて申し訳ありませんでした。ただ、このブログはなるべく現地から発信したいという想いがあったのと、何だかんだで、日本滞在中はいろいろとアポが重なっていたこともあり、更新する余地がありませんでした。。。

日本では、飲み食いをしたり、娯楽を愉しんだり、素敵な出会いがあったりと、猛暑の中でも、かなり満足できる滞在でした。余談ですが、日本では、テレビをつけると、連日の如く、衆院選、酒井法子、新型インフルエンザ、これら3つのことばかり取り上げられていたような気がしました。

こんなこんなで、時がどんどん経っていくうちに、この8月下旬で、パリに在住してちょうど1年を迎えることとなりました。月並みですが、本当に時が経つのは早いものですねえ。

この1年、フランス語能力はまだまだで、自分自身が本当に成長したかどうかは分りませんが、少なくとも、仕事に加えて、パリの生活にはかなり慣れてきたことは実感できます。例えば、去年の今頃は、周囲の方々にいろいろと生活情報等を教えてもらう立場でしたが、今は、たまたま新規着任者が相次いでいることもあり、一転して、周囲の方々が私にいろいろと質問してくることが多く、こちらから適宜生活情報のアドバイスをしているのです。

本当に自身の情報が役に立っているかどうかが定かではないものの、私のアドバイスによって、相手の方が安堵の表情を浮かべて、「ありがとうございます。」という言葉を掛けられると、嬉しいと感じると同時に、多少たりとも周囲の方々の生活安定に貢献はできているのかなあと思えてきます。

という訳で、何はともあれ、パリ在住1周年を迎えたので、最後に、これまでに職場の方々と一緒に行ったパリの美味しくて庶民的なビストロやレストランを中心に、一気にアドレスを紹介しながら(とは言っても、こっちも日本人向けの別ブログに頼りっぱなしですが)、今回はこれでおしまいにします。j自分的には、1、5、7、10の店が特にお薦めです。詳しいことはURLを見て下さい。では、Au revoir!

1)Zoo(フレンチ)

12 rue de l'Amiral Roussin 75015 Paris

http://www.hayakoo.com/zoo

2)Cristal de Sel(フレンチ)

13 rue Mademoiselle 75015 Paris

http://www.hayakoo.com/le-cristal-de-sel/

3)Les Pates Vivantes(中華)

46 rue du Faubourg 75009 Paris

http://www.ilyfunet.com/a-table/resto/asiatique/643_resto.html

4)L'Affriande(フレンチ)

39 rue Truffaut 75017 Paris

http://www.newsdigest.fr/newsfr/index.php?option=com_content&task=view&id=1778&Itemid=16

5)Robert et Louise(フレンチ)

64 rue Vieille du Temple 75003 Paris

http://www.hayakoo.com/robert-et-louise

6)Wadja(フレンチ)

10 rue Grande Chaumiere 75006 Paris

http://www.hayakoo.com/wadja

7)L'Ebauchoir(フレンチ)

45 rue de Citeaux 75012 Paris

http://www.hayakoo.com/lebauchoir

8)Songsan(韓国)

20 rue Marmontel 75015 Paris

http://www.hayakoo.com/songsan

9)Bistrot Paul Bert(フレンチ)

18 rue Paul Bert 75011 Paris

http://www.hayakoo.com/bistrot-paul-bert/

10)La Cave Lanrezac(フレンチ)

3 rue General Lanrezac 75017 Paris

http://www.la-cave-lanrezac.com/

2009年8月 8日 (土)

ドイツに行ってきました

ご無沙汰しております。別に忙しかった訳ではないのですが、私と同年代の俳優の押尾学が、我々世代にとって懐かしのアイドルたるのりピー(酒井法子)が、それぞれ麻薬・覚醒剤所持で逮捕されたり、大女優で色っぽさが売りの大原麗子が永眠したりと、芸能界でショッキングなニュースが悉く続き、すっかりそれらに気を取られてしまい、ブログ更新が後回しになってしまいました。。。

さて、もう先週末になりますが、素敵な友人とともにドイツ旅行を愉しんできました。自身にとって通算3回目のドイツ訪問でしたが、今回は、フランクフルトを拠点として、ケルン、ボン、ヴュルツブルクと廻り、いずれも初めてだったのです。

一番印象に残ったのはケルンの大聖堂です。ケルン中央駅のすぐ目の前で、高さ150メートル超のゴシック建築の教会に直面したのですが、これはもう迫力満点でした!中を入ってみても、自身の住むパリのノートルダム大聖堂なんかに比べても、かなり広々としており、ステンドグラスもとても綺麗でした。第2次世界大戦の際、言うまでもなく、ドイツの町々は軒並み爆撃で疲弊したのですが、不幸中の幸いとして、このケルン大聖堂は、わずかな損壊に留まり、1880年の完成以来、ほとんどの部分がそのままに保たれています。

また、ボンのベートーベンの家も感慨深いものでした。今まで、小さい頃に伝記本で読んだり、「運命」や「エリーゼのために」などの音楽を聴いたりして、頭の中でしかベートーベンの生涯を思い描けなかったのですが、素朴で小さい家の中で、補聴器、楽譜、家具、楽器が展示されているのを見ると、音楽に関してズブの素人の私でも、何だか彼の実態に少しでも近づけたのではないかと思いました。

余談ですが、ボンはかつて西ドイツの首都として君臨したのですが、「本当にこれが首都だたのか」と思うぐらいに、長閑でごく小さい街でした。私が思うには、本来、多くのドイツ人にとって、首都は歴史上ずっとベルリンであり続けて欲しいのであり、首都ボンは東西冷戦の産物にすぎず、こんな小さい町が首都になってしまったのは彼らにとって本意ではなかったはずです。歴史って、なかなか複雑なものだなあと改めて実感しました。

今回は、時間的な制約もあり、ロマンチック街道には行けなかったのですが、その起点であるヴュルツブルクには行くことができました。ここも長閑なドイツの田舎町でしたが、ここのマイン川(ライン川の支流)の景色や、バロック建築の代表作たる世界遺産レジデンツは素晴らしかったです!普段、大都会に住んでいる身としては、このような静かな町に佇む川や世界遺産をみると、何だかとても癒される気分になります。

とにかく、短い日数でしたが、友人といろいろ楽しく語らいながら、ドイツの名所をいろいろと廻れて、とても満足でした!

来月下旬、実はまたドイツに行きます。ミュンヘンで開かれるビール祭り(オクトーバーフェスト)に参加するためですが、また違った面白さをお伝えできればと思います。

下の写真は、左上から順に、ケルン大聖堂のステンドグラス、同大聖堂の外観、ケルンの街並み、ある日の昼食に食べたソーセージ(本場のドイツビールとの相性最高)、ボンのベートーベン銅像、ヴュルツブルクの要塞とマイン川、フランクフルトで食べた肉料理の盛り合わせ(とにかく豪快!ビールともマッチしますが、リンゴ酒・アプフェルヴァインとも相性バッチリです。)、レバークネーデルズッペ(ドイツ風肉団子スープ、日本人の舌に合う絶品!)、ヴュルツブルクのレジデンツです。

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2009年7月20日 (月)

ローマに魅せられて

この週末、英国在住の友人と一緒に、3泊4日でイタリア・ローマを旅してきました。これまで、イタリア料理やイタリア人には幾度となく接してきましたが、何故かなかなか現地に行く機会に恵まれなかったのです。そこで、この夏にイタリアに初めて行けることになり、とりあえず事始めとして、古都ローマだけでも訪れておこうと思いました。

太陽が燦々と輝き、カラッとしたイタリアらしい晴天の中、下記の写真にもあるとおり、さまざまな古代遺跡・彫刻に触れることができました。とにかく行く先々に必ず遺跡があるという感じです。世界史の古代史に登場してくるいろんな名前を目にしましたが、紀元後1世紀とか2世紀に造られたものが、今でも普通に見ることができるのは、改めてすごいなあと感じました。こんなものはパリでも京都でも味わえません!

ローマの街並みは、パリやロンドンのような大都市とは大きく異なり、煉瓦造りの建物ばかりで、首都なのにもかかわらず、どことなくこじんまりとした小都市という印象を受けました。ですので、観光客は確かに多かったものの、車の数は少なく、大都市らしい喧噪さを忘れさせ、古都の姿にすっかり癒されました。

また、映画「ローマの休日」に登場するスペイン広場、すっかりお馴染みのトレヴィの泉、古代ローマ時代の市民の憩いの場だったフォロ・ロマーノ、カトリックの総本山たるバチカン市国にあるサン・ピエトロ寺院、古代時代の闘争場だったコッロセオなどなど、今まで書物、映画、写真でしか見たことがなかったものを、こんな短期間で一気に生で見れたのは感動的でした!

もちろん、本場のイタリアン・グルメも愉しみました。街中に手軽にピザが食せるPizzeriaがありますし、パスタ、肉料理、魚料理なども愉しめるRistoranteやTrattoriaもたくさんありましたが、せっかくなので、今回はRistoranteで、前菜(Antipasto)、第一メイン(Primo Piatto)、第二メイン(Secondo Piatto)というイタリア流のコースを堪能しました。メインが2つも出るのはフランスではあまりないので、とてもボリューム感があるように思えました。イタリア人の胃の大きさには驚かされますが、パリと比べると、メニューの単価が安いので、割安感を覚えます。

特に、ホテルの近くのLa Capitaleという店は最高でした!前菜に生ハムの盛り合わせ、第一メインにスパゲッティ・カルボナーラ、第二メインに仔牛のソテー、そして、トスカナ地方の赤ワインというベタな取り合わせながらも、一つ一つの味付けが繊細で、パスタもちょうど良いアル・デンテとなっており、「さすが本場ここにあり」と改めて感心させられました。また、夜食にテイク・アウェイとして食べたお馴染みのピザ・マルゲリータも、シンプルながらも、生地のサクサク感と濃厚なトマトとチーズの味わいが最高にマッチしていました。

限られた時間の中で、意外と効率的に廻ることができたし、南欧の夏の太陽を身体いっぱいに浴びることができたので、本当に充実感のある ショート・バカンスでした!再来週末はドイツ旅行ですが、また違った魅力に触れて、これもぜひ充実させたいです。

最後に写真を一気にお見せしましょう。左上から順番に、マッシモ宮(ローマ国立博物館)、トレヴィの泉、スペイン広場、コッロセオ、サンタンジェロ城、テヴェレ川とローマ市内、古代ローマ時代の武具、前菜で食べた生ハム盛り合わせ、フォロ・ロマーノ、プラダのローマ支店、ディオクレティアヌス帝の浴場跡、夜食に食べたピザ・マルゲリータ、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂、サン・ピエトロ寺院です。

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2009年7月15日 (水)

フランスらしさを体験して

在外勤務でも、仕事に没頭すると、「せっかくパリにいるのに、もっともっと娯楽を堪能しなきゃ。」と焦りの気持ちが先走ってしまいますが、幸い、今はもうバカンスモードに入りかけたので、チャンスあらば、持ち前の「遊び心」を活かして(笑)、どんどん愉しむべきことを愉しもうと心がけています。

そんな中、この数日は、フランスらしい場所やイベントを続けて体験できました。

まずは、シャンパーニュ地方の都市ランス。ここはシャンパンの名産地。この酒好き男が喜ばないはずはありません(笑)。もちろん、シャンパン・カーブを見てきましたよ。シャンパンは、ワインと異なり、炭酸を注入しなければならない等、かなり手間がかかる製造工程だと改めて実感しました。カーブツアーの後、シャンパンを試飲しましたが、「絶品の旨さ、ここにあり」という感じで、程良い甘さとほろ苦さのコラボレーションを堪能できました。

また、ここは、ノートルダム大聖堂、トー宮殿、サン・レミ・バジリカ聖堂と、世界遺産が集中しており、かつてはフランス国王の戴冠式が行われた都市でもあるので、ランスは本当にフランス史においては由緒ある町なのです。特に、下の写真でも紹介しているとおり、ノートルダムのかの有名なシャガール氏によるステンドグラスは美しさこの上ない名作でした!

パリから電車でわずか45分で行けるところで、こじんまりした町なので、ショート・トリップには最適です。おためしあ~れ。

そして、7月14日はこの国の革命記念日。パリでは、朝には軍事パレードが繰り広げられ、夜にはエッフェル塔付近で花火が打ちあがるというように、この日は、国民が一年で最も大切にしている日と言っても過言ではありません。やはり、長年の絶対王制に抵抗し、事実上、世界で初めて共和制を勝ち取って革命を起こした経緯がある訳ですから、盛り上がらない訳がありません。

軍事パレードは見れなかったものの、たくさんの人ごみの中、夜の花火はばっちり見ました。日本で見て以来、久々すぎる花火だったことに加え、エッフェル塔の夜景とマッチする花火の光景は感動的でした!(自分のカメラの調子が良くないので、下記の写真は見にくくて、大変申し訳ありません。)

エッフェル塔の間近でこんなことをやるっていう発想が斬新に思えました。たとえば、日本では、仮に、東京タワーの間近で花火を打ち上げるという案があったとしても、安全上の問題が云々等、固いことを言われて、すぐに却下されるでしょう。しかし、フランスでは、そんなことは気にされず、国民の喜びを優先して、このような素晴らしい企画が実現してしまうのです。

とにかく、ランスも革命記念日も、フランスならではの体験だったので、パリに住めて良かったあと改めて思いました。

いよいよ今週末はイタリア・ローマです。きっとカラカラで暑いでしょうが、それに負けずに、古代遺跡、美術、グルメと、楽しい旅を実現させ、良い報告ができるようにします!

最後に、写真をいくつか。左上から順番に、Mumm社のシャンパンカーブ、サン・レミ・バジリカ聖堂、ノートルダム大聖堂、同内のシャガール作のステンドグラス、革命記念日の花火、花火とエッフェルのコラボ。

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